2015年4月30日木曜日

鈴本演芸場4月夜 寄席紙切り百年『正楽三代展』記念公演

仕事帰りに鈴本へ。
4月から勤務地が上野になったので、定時上がりなら鈴本の開口一番に間に合う様になった(^o^)

朝也:壺算
楽一:馬、宝船、弁慶、お題「千羽鶴」
はん治:妻の旅行
仙三郎社中
一朝:芝居の喧嘩
白酒:だくだく
小菊
さん喬:抜雀
 中入り
正楽・二楽:初代正楽(正楽)、二代目正楽(二楽)、相合傘(男:二楽、女:正楽)、結婚式、猫、正楽と二楽(競作)
、馬(正楽)・鳥(二楽)(重ね合わせてペガサス)、美空ひばり物語(正楽)
喬太郎:ハワイの雪

特別興行「寄席紙切り百年『正楽三代展』記念公演」。

職場を定時で逃げる様に速やかに出て鈴本へ。
開口一番直前に着くと、既に席は9割埋まっている。なんとか座れた。
特別興行だし、顔付も良いから入りは多いだろうと予想してたけど、予想以上。18時頃には立ち見も出る盛況っぷり。

感想。
紙切り主体という珍しい興行。通常、顔付けに紙切りは一人しか入らないので、紙切りが三人も出るのは今後もそうそうないでしょう。

楽一さん。正楽師匠のお弟子さんらしい。落語協会の芸人紹介には出てないのでまだ修行中なのかな。フラがありますね。

膝の正楽・二楽、両師匠のコラボ。
高座に座布団ぎ二つ、スライドも2つの珍しい光景。
高座に上がると両師匠がおもむろにハサミを入れ始め出来上がったのは、初代と二代目の高座姿。
次は相合傘を合作。その後はお題頂戴で競作。
お題募集した際の、客の注文の勢いが凄い。
合作や競作など、通常の高座では無いものなので衝撃を受けました。
その後は二楽師匠は楽屋に下がり、正楽師匠が音楽に合わせてスライドに次々と写していくストーリーものを。正楽師匠で見るのは初めて。

落語は全員良い出来でした。満員で雰囲気も良かったし、開口一番から沸いてました。
主任の喬太郎師匠はハワイの雪。紙切りのネタを随所に入れて沸かせていくのは流石。

恐らく二度と見る事は無いだろうと思う、そんな貴重な経験をした番組でした。


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